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参考文献 第二書架
2009年3月27日更新

日本軍歌関連の参考文献一覧。海外軍歌についてはこちら

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軍歌(一次資料、自伝、全集)
著者 文献情報 備考
外山正一ほか 新体詩抄』 丸屋善七、1882年。 「抜刀隊」
  『新体詩歌』 竹内隆信編 1886年。  
  『新体詩選』 竹内隆信編 1886年。  
  『新体詞選』 山田武太郎編 香雲書屋、1886年。 「戦景色大和魂」
  『軍歌』 錦松堂ほか、1886年。 「軍歌」(来れや来れ)
  『日本軍歌』 納所弁次郎編 博文館、1892年。 楽譜つき軍歌集。「凱旋」
  『つはもの軍歌集』 陸軍戸山学校軍楽隊研究部撰歌、軍事普及会編 武揚堂、1942年。  
  『軍歌と戦時歌謡集』 八巻明彦編 新興楽譜出版社、1972年。  
佐佐木信綱 佐佐木信綱―作歌八十二年』 日本図書センター、1999年。 1959年の復刊。軍歌への言及多数
北原白秋 『白秋全集』 木俣修編 岩波書店、1984-1988年。 28巻、30巻、31巻に軍歌。36巻に軍歌関連文章
西条八十 『西条八十全集』 国書刊行会、1991- 4巻、8巻、9巻に軍歌
西条八十―唄の自叙伝』 日本図書センター、1997年。 1956年の復刊。1938年頃迄で、軍歌への言及なし
折口信夫 折口信夫全集』 折口信夫全集刊行会編 中央公論社、1995-  
佐藤春夫 『定本 佐藤春夫全集』 臨川書店、1998-2000年。 1巻に軍歌多し。2巻、35巻も
大木惇夫 大木惇夫詩全集』 金園社、1999年。 全集ではない。軍歌、国民歌はほとんど掲載されず
『南方徴用作家叢書 ジャワ篇』 龍溪書舎、1996年。 8-10巻に大木。上記全集とほぼ同じ
佐藤惣之助 佐藤惣之助全集』 日本図書センター、2006年。 1943年の復刊。実際は選集。しかも軍歌絶無
古関裕而 古関裕而―鐘よ鳴り響け』 日本図書センター、1997年。 1980年の復刊。軍歌への言及多数
山田耕筰 山田耕筰著作全集』 後藤鴨子ほか編 岩波書店、2001年。 3巻。12巻に軍歌や戦時下の発言収録

 

軍歌(二次資料、研究書、軍歌論)
著者 文献情報 備考
小池藤五郎 「元亀・天正頃の軍歌」 『立正大学文学部論叢』 第48号、1974年、3-40頁。 軍歌の定義が甘い。「元亀・天正頃の軍歌」は判断し兼ねる。「宮さん宮さん」の起源については良
堀内敬三 『音楽五十年史』 鱒書房、1942年。 戦前の音楽事情を網羅。戦時下特有の偏向あり
定本日本の軍歌』 実業之日本社、1969年。 資料、証言を重視した軍歌史。他の本も明記しないもののここからの引用が多数ある。必読書
坂本圭太郎 物語・軍歌史―音楽の中の戦いのうた』 創思社、1984年。 間違いが多いが、他に見られない情報が大変豊富
山本七平 私の中の日本軍 (上)』 文藝春秋、1983年。 185-188頁に「父よあなたは強かつた」について
八巻明彦 軍歌歳時記』 ヒューマンドキュメント社戦誌刊行会、1986年。 月別に軍歌をまとめた異色作。内容も資料に忠実
長田暁二 日本軍歌大全集』 全音楽譜出版社、1998年。 楽譜集。軍歌史つき。時代別に軍歌の特色をまとめた力作だが史実を無視した独断が見られ残念
倉田喜弘 「はやり歌」の考古学―開国から戦後復興まで』 文藝春秋、2001年。 《「宮さん宮さん」=最初の軍歌》説に疑義。後半国民歌謡に詳しい
日本レコード文化史』 岩波書店、2006年。 後半に懸賞軍歌一覧表、売り上げ枚数の表あり
津金澤聰廣 「メディア・イベントとしての軍歌・軍国歌謡」 『近代日本文化論(10) 戦争と軍隊』 岩波書店、1999年、73-92頁。 軍歌公募をメディアイベントとして捉えた論考。分量不足からかやや踏みこみが甘い
江藤淳 南洲残影』 文藝春秋、2001年。 「抜刀隊」について言及あり
櫻本富雄 歌と戦争―みんなが軍歌をうたっていた』 アテネ書房、2005年。 昭和の国民歌が中心。内容は資料に厳密に基いており、軍歌に対する断定も許容し得る良書
林秀彦 日本の軍歌は芸術作品である』 PHP研究所、2008年。 臆見と妄想に基く軍歌論。読む価値なし
谷村政次郎 行進曲「軍艦」百年の航跡』 大村書店、2000年。 軍艦行進曲、瀬戸口などについて。定説を覆す詳細な研究。ただし95頁のナチ党歌について誤あり
丹羽博之 「軍歌と漢詩(其一)」 『大手前大学人文科学部論集』 第1号、2001年、31-49頁。
「軍歌と漢詩
(其二)」 同論集 第2号、2002年、53-69頁。
「乃木希典「金州城下作」と唐代詩文」 同論集 第
5号、2005年、15-29頁。
「大和田建樹作詞「旅泊」と唐張継「楓橋夜泊」」 同論集 第
6号、2006年、17-24頁。
軍歌に対する漢詩の影響について。たいへん参考になる
藍川由美 これでいいのか、にっぽんのうた』 文藝春秋、1998年。 軍歌、唱歌等をめぐる歌詞や楽譜の誤謬について
浅羽通明 ナショナリズム―名著でたどる日本思想入門』 筑摩書房、2004年。 軍歌と労働歌についての章あり。明治軍歌と昭和軍歌の差異
兵頭二十八 「琵琶・テニソン・手鞠歌」 『新潮』 1121号、1998年、214-215頁。 江藤淳『南洲残影』の書評。「抜刀隊」とテニソンの詩との関係について言及
堀雅昭 戦争歌が映す近代』 葦書房、2001年。 軍歌をネタにした紀行文。軍歌の定義が甘く偏向している。実地調査、初見の情報あり。文献表良
戸ノ下達也 音楽を動員せよ―統制と娯楽の十五年戦争』 青弓社、2008年。 昭和の国民歌や時代背景について。曠古の労作
岩野裕一 王道楽土の交響楽満洲知られざる音楽史』 音楽之友社、1999年。 満州国国歌について言及あり
小川寛大 「海行かば」を歌ったことがありますか』 エイチアンドアイ、2005年。 CD付属。未出音源あり。本は実地調査に特徴。史料に基くが文献表がない。軍歌観に偏向がある
  軍歌と戦時歌謡大全集』 八巻明彦編 新興楽譜出版社、1971年。  珍しい軍歌も多いが、歌詞の欠もある
  日本の唱歌 ()』 金田一春彦、安西愛子編 講談社、1982年。 「学生歌・軍歌・宗教歌篇」。珍しいものもある
  決定版 校歌・寮歌・軍歌集』 オンキョウパブリッシュ、1998年。 楽譜集。特に珍しいものはない
  「青年日本の歌」と三上卓 民族再生の雄叫び』 花房東洋編 島津書房、2006年。  「青年日本の歌」については多少扱うのみ。註釈は詳細。全体的に政治色強く客観的視点を要す
  軍歌と日本人―当時の“貴重音源”を再録した「傑作軍歌」12CD!! (別冊宝島 (1428))』 宝島社、2007年。 CDも軍歌解説も見るべきものは尠い。12-13頁の小川論文は《純粋軍歌》説の典型
  軍事史学(44巻第2) 軍事史学会編 錦正社、2008年。 特集「戦争と音楽」。実質的には「軍楽」。軍楽の文献目録(広義の「軍歌」含む)に優れる
  総力戦と音楽文化―音と声の戦争』 戸ノ下達也、長木誠司編著 青弓社、2008年。 学術論文集。直接軍歌に言及するものはないが、最近の研究動向の把握にはなる

順番は著者の生年。単著でないものは出版年

 

唱歌、寮歌、社歌、警察歌、革命歌など
著者 文献情報 備考
  日本唱歌集』 堀内敬三、井上武士編、岩波書店、1958年。 軍歌も多少含む
  日本の唱歌 () 明治篇』 金田一春彦、安西愛子編 講談社、1977年。 軍歌も多少含む
日本の唱歌 () 大正・昭和篇』 1979年。
奥中康人 国家と音楽 伊澤修二がめざした日本近代』 春秋社、2008年。 近代国民国家完成のための唱歌
山東功 唱歌と国語 明治近代化の装置』 講談社、2008年。 副題の通り。特に文法に焦点をあてる
弓狩匡純 社歌』 文藝春秋、 2006年。 各社歌の紹介は分量が不十分。社歌史は良
渡辺忠威 「警察歌についての一考察」 『警察学論集』 33巻第9号、1980年、92-107頁。 警察歌の字句分析、及び警察歌小史
西尾治郎平、矢沢保 日本の革命歌』 一声社、1974年。 文献の少ない革命歌について必要十分な内容

 

軍歌解釈の参考資料
著者 文献情報 備考
  古事記、祝詞』 倉野憲司ほか校注 岩波書店、1954年。 日本古典文学大系1
  古事記』 次田真幸注釈 講談社、1977年。 3巻、講談社学術文庫。現代語訳つき
  日本書紀』 坂本太郎ほか編 岩波文庫、1988年。 5巻、岩波文庫
  日本書記』 宇治谷孟訳 講談社、1988年。 2巻、講談社学術文庫
  新訂 新訓・万葉集』 佐々木信綱編 岩波書店、1935年。 2巻、岩波文庫
  日本の神々の事典』 薗田稔、茂木栄監修 学習研究社、1997年。  
  古神道の本』 学習研究社、1994年。 国学的な神道観について。トンデモ説も
平田篤胤 霊の真柱』 子安宣邦注 岩波書店、1998年。 岩波文庫
  『安藤昌益 佐藤信淵』 尾藤正英ほか校注 岩波書店、1977年。 日本思想大系25、『宇内混同秘策』を参照
府川充男、
小池和夫
旧字旧かな入門』 柏書房、2001年。 旧字について特に参考になる
  類語の辞典』 芳賀矢一ほか編 講談社、1980年。 2巻、講談社学術文庫
  日本陸軍将官総覧』 新人物往来社、2000年。 別冊歴史読本38
  日本海軍将官総覧』 新人物往来社、2000年。 別冊歴史読本48

 

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