いざ起て、アンスバッハの竜騎兵よ! |
作詞:E・G・フリートベルク(E. H. Frieberg) |
音源:外部リンク
| 1. いざ起て、アンスバッハの竜騎兵よ! いざ起て、アンスバッハ・バイロイトよ! 剱をば とり佩きて 出陣の備へせよ! フリートベルクの高地に プロイセン軍を閲せんと 敵将カール公子は 姿を見せぬ。 さればぞ諸君、弥武心に 一丸となりて 兜の緒を締めよ。 いざ起て、アンスバッハの竜騎兵よ! いざ起て、アンスバッハ・バイロイトよ! (繰り返し) |
1. Auf, Ansbach-Dragoner! Auf, Ansbach-Bayreuth! Schnall um deinen Säbel und rüste dich zum Streit! Prinz Karl ist erschienen auf Friedbergs Höh'n, Sich das preußische Heer mal anzusehen. Drum, Kinder, seit lustig und allesamt bereit: Auf, Ansbach-Dragoner! Auf, Ansbach-Bayreuth! Refrain: |
| (繰り返し) さればぞ諸君、弥武心に 一丸となりて 兜の緒を締めよ。 いざ起て、アンスバッハの竜騎兵よ! いざ起て、アンスバッハ・バイロイトよ! |
Refrain: Drum, Kinder, seit lustig und allesamt bereit: Auf, Ansbach-Dragoner! Auf, Ansbach-Bayreuth! |
| 2. 懸念する勿れ、 フォン・シュヴェーリン大佐殿。 プロイセンの竜騎兵は 断じて遁げはせぬ! 敵軍 尚ほも フリートベルクの高地に聚み居るとて、 我らは 残雪と真白き 馬に跨りて共にゆかん。 太刀や大砲 小銃も 豈に能く我らを止めんや。 いざ起て、アンスバッハの竜騎兵よ! いざ起て、アンスバッハ・バイロイトよ! (繰り返し) |
2. Hab'n Sie keine Angst, Herr Oberst von Schwerin, Ein preuß'scher Dragoner tut niemals nicht fliehn! Und stünd'n sie auch noch so dicht auf Friedbergs Höh', Wir reiten sie zusammen wie Frühlingsschnee. Ob Säbel, ob Kanon', ob Kleingewehr uns dräut: Auf, Ansbach-Dragoner! Auf, Ansbach-Bayreuth! Refrain: |
| 3. 弭(や)めよ、アンスバッハの竜騎兵よ! 弭めよ、アンスバッハ・バイロイトよ! 汝が剱を拭ひて 干戈 偃すべし。 何なれば 見よ、 フリートベルクの高地に 見渡す限り 今や 仇は影もなし。 我らがフリードリヒ王は 停止せよと宣らし給ふ。さればぞ 弭めよ、アンスバッハの竜騎兵よ! 弭めよ、アンスバッハ・バイロイトよ! (繰り返し) |
3. Halt, Ansbach-Dragoner! Halt, Ansbach-Bayreuth! Wisch ab deinen Säbel und laß vom Streit; Denn ringsumher auf Friedbergs Höh'n Ist weit und breit kein Feind mehr zu sehn. Und ruft unser König, zur Stelle sind wir heut': Auf, Ansbach-Dragoner! Auf, Ansbach-Bayreuth! Refrain: |
<備考> |
[1.曲について] その結果、このシュレジエンを巡ってプロイセンとオーストリアとの間で幾つかの戦いが惹起される事になります。上掲の歌は、このオーストリア継承戦争の内、「第二次シュレジエン戦争」と言われる一連の戦いの中の、「ホーエンフリートベルクの戦い」を描写しています。 主題となっているのは、プロイセンに加勢したアンスバッハ・バイロイト辺境伯の竜騎兵連隊。この部隊の加勢により、プロイセン軍はオーストリア軍に勝利を収めることが出来たといわれます。 なお歌詞が書かれたのはこの戦いの100年後である1845年で、旋律にはフリードリヒ大王が作曲したといわれる「ホーエンフリートベルク行進曲」のものがつかわれています。 - 因みにプロイセンとオーストリアはオーストリア継承戦争の後も、シュレジエンをめぐって戦争を繰広げます(七年戦争)。詳しい事は「フリードリヒ大王の歌」の備考欄で確認を。 <参考関連文献> - [2.訳について] 「Dragoner」・・・「竜騎兵」と訳される兵科で、銃を装備した騎兵の事です。本来は彼らが装備していた銃の事を「Dragoner」(竜のように火を吐く銃という意味らしい)といっていたのですが、のちにそれを装備している騎兵の名称として通用することになったそうです。「竜騎兵」っていうと、RPGなどの影響か、ドラゴンなどにのってる騎士を想像しがちですが史実はまったく別のものです(当然)。 「Ansbach-Bayreuth」・・・「アンスバッハ・バイロイト」。共に南ドイツ(バイエルン)の地名。当時辺境伯領。 「Prinz Karl」・・・「カール公子」。オーストリア軍の指揮官。ロートリンゲン公レオポルトの息子。 「Friedbergs Höh'n」・・・「ホーエンフリートベルク」。ここでは「Hohenfriedberg」ではありませんが、同じく地名を言っているのは間違いありません。意味としては「フリートベルクの丘(か高地)」といったところでしょうか。 「Herr Oberst von Schwerin」・・・「オットー・マルティン・フォン・シュヴェーリン」。竜騎兵連隊の連隊長(大佐)。 - [3.音源情報] |