征露進軍譜〜フィンランドから黒海まで〜 |
別題:東へ進め!(Vorwärts nach Osten!) 分類:行進歌(Marschlied) 発表:1941年 |
作詞:ハインリヒ・アナッカー(Heinrich Anacher)、ハンス・ティースツラー(Hans Tieszler)、 |
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[訳文・解説] [原典・楽譜] |
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| 1. 我らはドイツの為歩哨に立ち、 栄誉ある警備を担ってきた。 そして今、太陽は東に昇り、 幾百万の者らを戦いへと招くのだ。 (繰り返し) |
1. Wir standen für Deutschland auf Posten Und hielten die große Wacht. Nun hebt sich die Sonne im Osten Und ruft die Millionen zur Schlacht. Refrain: |
| (繰り返し) フィンランドから黒海まで、 進めや進め! 東へ進め、猛進撃の陸軍よ! 「自由」が目標、「勝利」が合言葉だ! 総統よ命令を!我らは従う! |
Refrain: Von Finnland bis zum Schwarzen Meer: Vorwärts, vorwärts! Vorwärts nach Osten, du stürmend' Heer! Freiheit das Ziel, Sieg das Panier! Führer, befiehl! Wir folgen dir! |
| 2. 突撃隊の褐色の衣のもと ホルスト・ヴェッセルが始めた行進を、 今灰色の隊列が結実させる。 偉大なる時はここに始まるのだ! (繰り返し) |
2. Den Marsch von Horst Wessel begonnen Im braunen Gewand der SA Vollenden die grauen Kolonnen: Die große Stunde ist da! Refrain: |
| 3. 今ぞ東へと軍勢は突き進む、 ロシアの大地へと進むのだ。 戦友よ、今こそ武器を執れ! 勝利はわれらのものぞ! (繰り返し) |
3. Nun brausen nach Osten die Heere Ins russische Land hinein. Kameraden, nun an die Gewehre! Der Sieg wird unser sein! Refrain: |
<備考> |
[1.曲について] 題名は別題として、「Vorwärts nach Osten」(東へ進め)や「Rußlandlied」(ロシアの歌)などがあります。当サイトの「征露進軍譜」というのは私が勝手につけたもので、本来の題名ではありません。 - 作詞は三名が合同して構想にあたりました。うちハインリヒ・アナッカーは多くの軍歌の作詞を手がけた人物であり、有名なものとしては「北海の騎士」「鋼の翼は燦と輝く」などがあげられます。 作曲者は「リリー・マルレーン」「英国を爆撃せよ」などで知られるノルベルト・シュルツェが担当。ヘルムス・ニールも作曲したようですが、最終的にシュルツェの曲が採用されました。 - 「繰り返し」部分にある、「総統よ命令を、我らは従う」という箇所はひとことでナチ体制をあらわす悪名高いところです。のち、スターリングラード敗北後に行われたゲッベルスの総力戦演説では、聴衆ら(サクラを多く含む)が「総統よ命令を!我らは従う!」と叫びだす場面があります。ポスターの文言にもなりました。詳しくは総力戦演説のページを参照してください。 2番の突撃隊の褐色から国防軍の灰色への継承、というのもナチス的ですね。つまり、突撃隊が共産勢力を国内で撃滅したように、今度は反共の使命を国防軍が担う、と。 <参考関連文献> - [2.訳について] Den Marsch
von Horst Wessel begonnen この3行で一文です。主語は「die grauen Kolonnen」、動詞は「Vollenden」。上の2行は全部目的語です。「灰色の隊列が、ホルスト・ヴェッセルによって突撃隊の褐色の衣のもと始められた行進を完成する」。灰色とは国防軍のこと。ナチスの闘争時代から、今のバルバロッサ作戦までの継続性を主張しているわけです。 - [3.音源情報] ・mp3-2は1番から。音源情報は次の通り。 「大ドイツ」警護大隊軍楽隊及び合唱 - [4.参考文献、註] 2.作詞者三名の情報、及び三名で構想したという情報は前掲の歌集より(Text gestalltet nach Entwürfen von Anacker, Tieszler, Kulenkampff)。 3.Herms Nielも当軍歌を作曲したという情報は、Axis History Forumの「What is the name of this song?」スレッドにおける、Ivanwss氏の2007年9月26日の書き込みに拠った。 皇紀2665年9月10日更新 |
[訳文・解説] [原典・楽譜] |