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インターナショナル(仏語)
L'Internationale
1871

作詞:ユージェヌ・ポッティエ(Eugène Pottier)
作曲:ピエール・ドゥジェイテ(Pierre Degeyter)

 

音源

mp3
1.
起て、地に捕われたる者よ!
起て、飢えに苦しむ者よ!
正義は火口で轟き、
最後の噴炎をあげるのだ。
過去を白紙に戻せ、
奴隷とされたる群集よ、起てよいざ!
世界は根底より覆えりて
我らに適わざる事なし!
(繰り返し)
1.
Debout! les damn
és de la terre!
Debout! les for
çats de la faim!
La raison tonne en son crat
ère,
C'est l'
éruption de la fin.
Du pass
é faisons table rase,
Foule esclave, debout! debout!
Le monde va changer de base:
Nous ne sommes rien, soyons tout!
Refrain:
(繰り返し)
これぞ最後の闘いだ。
団結しようぞ、
明日にはインターナショナルが
人々の繋がりとなるのだ。
Refrain:
C'est la lutte finale:
Groupons-nous, et demain,
L'Internationale
Sera le genre humain.
2.
至高の救い主も、
神も皇帝も扇動家も要らぬ。
労動者よ、己が力で身を護るのだ!
一般階級の救済を宣しよう!
盗人に報いを払わせ、
監獄の魂を救わんため、
製鉄所を奪いとり、
時機を失せず行動しようぞ!
(繰り返し)
2.
Il n'est pas de sauveurs supr
êmes:
Ni Dieu, ni C
ésar, ni tribun,
Producteurs, sauvons-nous nous-m
êmes!
D
écrétons le salut commun!
Pour que le voleur rende gorge,
Pour tirer l'esprit du cachot,
Soufflons nous-memes notre forge,
Battons le fer quand il est chaud!
Refrain:
3.
圧制と悪法は溢れ、
税は薄幸の民を蝕む。
資産家には義務なく、
貧者には権利など無きに等しい。
監獄で衰弱する等もう沢山だ。
平等は新しき法を要求する。
平等とは、義務なき権利でも
権利なき義務でもないのだ!
(繰り返し)
3.
L'
État comprime et la loi triche;
L'Imp
ôt saigne le malheureux;
Nul devoir ne s'impose au riche;
Le droit du pauvre est un mot creux.
C'est assez languir en tutelle,
L'
Égalité veut d'autres lois;
"Pas de droits sans devoirs," dit-elle,
"
Égaux, pas de devoirs sans droits!"
Refrain:
4.
かの繁栄の醜悪さよ。
鉱山王と鉄道王どもは
労働を掠め取るの他、
何を為したであろうか。
同朋の共有のもと、
労働の成果は一つとなる。
その成果を取り戻せと叫び、
人々は己が取り分のみを求む。
(繰り返し)
4.
Hideux dans leur apoth
éose,
Les rois de la mine et du rail
Ont-ils jamais fait autre chose
Que d
évaliser le travail:
Dans les coffres-forts de la bande
Ce qu'il a cr
éé s'est fondu.
En d
écrétant qu'on le lui rende
Le peuple ne veut que son d
û.
Refrain:
5.
王君らは我らを煙に巻けど、
我らには平和、暴君には戦乱あれ!
軍隊にはストライキを、
兵役を拒否し、階級を打ち砕こう!
人血を啜る奴らが
いかに我らが壮挙に抵抗するとも、
忽ちに知るであろう、
この弾丸こそ我らの変らぬ原理だと。
(繰り返し)
5.
Les rois nous so
ûlaient de fumées,
Paix entre nous, guerre aux tyrans!
Appliquons la gr
ève aux armées,
Crosse en l'air et rompons les rangs!
S'ils s'obstinent, ces cannibales,
A faire de nous des h
éros,
Ils sauront bient
ôt que nos balles
Sont pour nos propres g
énéraux.
Refrain:
6.
労働者、農民われら皆な
偉大なる労働団結の一員ぞ。
この大地は人間すべてのもの、
有閑者は消えうせてしまえ。
犠牲になりたる肉はいくばく、
されど豺狼や禿鷲らが
消え去った日には
太陽が永久に燦と照らすだろう!
(繰り返し)
6.
Ouvriers, paysans, nous sommes
Le grand parti des travailleurs;
La terre n'appartient qu'aux hommes,
L'oisif ira loger ailleurs.
Combien de nos chairs se repaissent!
Mais, si les corbeaux, les vautours,
Un de ces matins, disparaissent,
Le soleil brillera toujours!
Refrain:

 

<備考>

[1.曲について]
 労働歌の代名詞、「インターナショナル」です。日本では一般に「インター」と略されます。1871年のパリ・コミューンの際に作詞され、当初は「ラ・マルセイエーズ」の譜で歌われていました。のち、1888年になって現在の旋律がつけられ、こちらが有名になります。

 労働歌はその後数多生み出されますが、「インター」は「ワルシャワ労働歌」と並んで、労働歌の代名詞の地位を守り抜きます。そして社会主義運動が各国に波及するに従って、世界各国で翻訳がつくられ広く歌われて今に至ります。

 1922年にはロシア語版の「インター」がソビエト連邦の国歌に採用され、1944年までその地位にありました。

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 日本語の従来の訳詩は以下のものがあります。一番上のものは最古の訳だと考えられます。これら訳詩の情報は掲示板にていただいたものです。記して感謝いたします。

「インターナショナル」 岡本けにち(「けにち」の漢字不明)訳 1921年

 1.
 起て! 乏しき労働者よ!
 起て! 欲の獄人!!
 時は今や稲妻となりて
 不可能の時代を終える
 古き迷信を投げ捨て
 さあ民よ起て!起て!
 今ぞ伝統を変え
 勝利を共に得よう!

 ※くり返し
 さあ同志よ来い!
 此処でやめてはならん!
 インターナショナル
 その日ぞ近し!

 2.
 過去に気を囚われず
 暴君のみを殺そう!
 兵隊も共に起ち
 軍法なんぞ忘れろ!
 ましてや我が息子達を国家
 なんぞの掟にしたければ
 銃を手に取り
 人間の戦争に終わりを告げよう
 ※くり返し

 3.
 天の救世者も求めず
 神も皇帝も糞食らえ
 自らの力で
 鎖を破壊せねばならぬ
 我らの富を再び捉え
 全員で楽しもう!
 皆が共に起てば
 勝利は我等のもの!
 ※くり返し

-

「インターナショナル」 佐々木孝丸訳 1922年

 たて 呪われしもの
 たて 飢えたるもの
 正義の炎は 今こそもゆる
 過去をば捨てて 奴隷よ たて たて
 世はくつがえる 無よりすべてに

 ※くり返し
 この戦いに つどえよ明日は
 インタナショナル われらがものよ

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「インターナショナル」 佐々木孝丸・佐野碩 共訳 1929年頃

 1.
 起て飢えたる者よ
 今ぞ日は近し
 覚めよ我が同胞
 暁は来ぬ
 暴虐の鎖断つ日
 旗は血に燃えて
 海を隔てつ我等
 腕結び行く

 (繰り返し)
 いざ戦わんいざ
 奮い立ていざ!
 ああインターナショナル
 我等がもの

 2.
 聞け我等が雄叫び
 天地轟きて
 屍越ゆる我が旗
 行く手を守る
 圧制の壁破りて
 堅き我が腕
 今ぞ高く掲げん
 我が勝利の旗

 (繰り返し)

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[2.訳について]
 ちょっと改訳しました。

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[3.音源情報]
 mp3。1番と6番。古い録音の1つです。きれいな戦後録音などはここあたりを捜せばあるかと。各国語のものも落とせます。

 日本語のものはこちらのCDに入っています。

皇紀2665年10月8日更新

 

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