皇帝陛下万歳 |
作詞:ハインリヒ・ハリイス(Heinrich Harries) |
| 1. 万歳 勝利の栄冠戴き 祖国知らす大君よ! 皇帝陛下万歳! 想へ 果てもなきこの慶び。 宝祚の輝くところ 民草の敬慕篤く ここに坐します。 皇帝陛下万歳! |
1. Heil dir im Siegerkranz, Herrscher des Vaterlands! Heil, Kaiser, dir! Fühl in des Thrones Glanz Die hohe Wonne ganz, Liebling des Volks zu sein! Heil Kaiser, dir! |
| 2. いかに軍馬と防壁あるとて 諸侯ら 巍々たるその辺 護るには適はず。 祖国愛こそ、 自由人の愛こそ、 怒濤に耐ふる巌の如く 帝冠を磐石と固むるなれ。 |
2. Nicht Roß und Reisige Sichern die steile Höh', Wo Fürsten steh'n: Liebe des Vaterlands, Liebe des freien Manns Gründet den Herrscherthron Wie Fels im Meer. |
| 3. 聖炎よ、燃え上がれ。 赫々として絶ゆること勿れ。 祖国のために! かくて吾ら 挙りて 一人(いちじん)の御為に起ち、 洪統と帝国の御為と 血戦敢へて当たらん! |
3. Heilige Flamme, glüh', Glüh' und erlösche nie Fürs Vaterland! Wir alle stehen dann Mutig für einen Mann, Kämpfen und bluten gern Für Thron und Reich! |
| 4. その賈市、その叡智、 武勇備はりて、 君の御稜威 輝かす! 益荒武夫(ますらたけを)の忠烈に 永久に朽ちざるその栄誉 いよよ高くと昇り立ち、 その高御座 燦と照すなり。 |
4. Handlung und Wissenschaft Hebe mit Mut und Kraft Ihr Haupt empor! Krieger- und Heldentat Finden ihr Lorbeerblatt Treu aufgehoben! Dort An deinem Thron! |
| 5. 滔々と尽くる莫く 綿津見の上 峻と 吾らが旗よ、堂々翻れ! 弥や崇々(たかだか)と ドイツ鷲の紅燃ゆる瞳もて、 海陸(うみをか)の 遙か彼方(あなた)をば睥睨し給へ! |
5. Dauernder stets zu blüh'n Weh' unsre Flagge kühn Auf hoher See! Ha, wie so stolz und hehr Wirfst über Land und Meer Weithin der deutsche Aar Flammenden Blick. |
| 6. 皇帝ヴィルヘルムよ! 国民(くにたみ)の誉れ、諸人の誇りと 万代におはしませ。 想へ 果てもなきこの慶び。 宝祚の輝くところ 民草の敬慕篤く ここにおはします。 皇帝陛下万歳! |
6. Sei, Kaiser Wilhelm, hier Lang' deines Volkes Zier, Der Menschheit Stolz! Fühl' in des Thrones Glanz, Die hohe Wonne ganz, Liebling des Volkes zu sein! Heil, Kaiser, dir! |
<備考> |
[1.曲について] 両国の関係を今から考えると奇異な感じもしますけれども、ヨーロッパの王族はみな血縁関係が大なり小なりあったので、当時は不思議ではなかったのかもしれません。 例えば英国王室はドイツ系で、サックス・ゴーバーグ・ゴータ家と名乗っていましたし。(第一次大戦を期に「ウィンザー」という現王家の名称に変更してますが) 参考関連文献: - [2.訳について] 訳は日本語に引き摺られて、ドイツ語無視してる箇所が幾つかあります。ダメなんでしょうけど、言葉で遊んでしまいました。 あともうひとつ、歌詞はhttp://www.ingeb.org/引用しましたが、他のサイトにある歌詞と比べたところ、やや間違いがあるようです。気づいたところは私の判断で直しています。 - [3.音源情報] 戦後の美麗な録音もありますので、そちらもぜひ。 2005年5月12日更新 |