モロトフは駄目だ |
作詞:タツ・ペッカリネン(Tatu Pekkarinen) |
音源 |
mp3 |
| イワンは楽しそうに歌いながら出征し、 そしてマンネルヘイム・ラインに突っ込んだ。 そこで打って変わって哀しい歌を歌う破目に。 私達は今、その歌を耳にできる。 |
Iloisesti rallatellen
lahti Iivana sotaan, mutta joutuessaan Mannerheimin linjalle muuttuikin nuotti paljon surullisemmaksi, kuten seuraavasta kuulemme: |
| 1. フィンランド フィンランド、 イワンはフィンランドに行った。 モロトフは、そこが為すが儘の戦場だと約束した。 明日にはヘルシンキでアイスクリーム食べる筈。 モロトフは駄目だ モロトフは駄目だ。 お前はボブリコフより嘘つきだ。 |
1. Finlandia, Finlandia, sinne taas matkalla oli Iivana. Kun Molotoffi lupas' juu kaikki harosii, huomenna jo Helsingissa syodaan marosii. Njet Molotoff, njet Molotoff, valehtelit enemman kuin itse Bobrikoff. |
| 2. フィンランド フィンランド、 マンネルヘイム・ラインは無慈悲な壁だった。 カレリアからの怒りの弾幕は、 おしゃべり好きのイワン達を黙らせた。 モロトフは駄目だ モロトフは駄目だ。 お前はボブリコフより嘘つきだ。 |
2. Finlandia, Finlandia, Mannerheimin linja oli vastus ankara. Kun Karjalasta alkoi hirmu tulitus, loppui monen Iivanan puhepulistus. Njet Molotoff, njet Molotoff, valehtelit enemman kuin itse Bobrikoff. |
| 3. フィンランド フィンランド、 奴らは無敵の赤軍を恐れている。 モロトフ曰く「そこはコテージを建てる観光地」 奴らは我々を狙う盗賊団だ。 モロトフは駄目だ モロトフは駄目だ。 お前はボブリコフより嘘つきだ。 |
3. Finlandia, Finlandia, sita pelkaa voittamaton Puna-Armeija. Ja Molotoffi sanoi etta katsos torppas niin, Tsuhna aikoo kayda meita kraivelista kii. Njet Molotoff, njet Molotoff, valehtelit enemman kuin itse Bobrikoff. |
| 4. ウラルの彼方、ウラルの彼方、 モロトフのコテージ用地ならそこにあるぞ。 スターリン、その共犯者、政治将校、人民委員 序でにペトロスコイの連中もまとめて送ろう。 モロトフは駄目だ モロトフは駄目だ。 お前はボブリコフより嘘つきだ。 |
4. Uralin taa, Uralin taa, siella onpi Molotoffin torpan maa. Sinne paasee Stalinit ja muutkin huijarit, politrukit, komissaarit ja petroskoijarit. Njet Molotoff, njet Molotoff, valehtelit enemman kuin itse Bobrikoff. |
<備考> |
[1.曲について] フィンランドは1944年まで枢軸側として第二次大戦に参戦していました。武装SSにフィンランド人が参加していたのはご存知の通り。1942年頃はまだドイツが優勢でしたからこんな曲もつくれたのでしょう。 <参考関連文献> - [2.訳について] ・モロトフ・・・第二次大戦ころのソビエト連邦の外相。「モロトフ」とはロシア語で金槌を意味する。 ・マンネルヘイム・ライン・・・南カレリア地方に作られたフィンランド軍の防衛線。塹壕とトーチカ群を組み合わせてフィンランド湾からラドガ湖まで線を作り、そこでソ連軍を迎え撃った。 ・ボブリコフ・・・帝政ロシア時代の将軍でフィンランド総督。フィンランド人に向かって「フィンランドはロシアの一地方に過ぎない!」発言をした人。後にフィンランド人に暗殺される。 ・お前はボブリコフより嘘つきだ・・・「お前」とはモロトフを指す。 ・ペトロスコイ・・・ペトロザボーツクの事。 なお、最終番の冒頭「ウラルの彼方」は管理人が手を加えた箇所ですが、日本の軍歌の「ウラルの彼方」とは反対で、ここではウラル山脈の東側へいってしまえ、ということ。前番までの「フィンランド」との対比で「ウラルの彼方」。 - [3.音源情報] A.U.C.2760年7月1日更新 |