トップページ愛国歌・皇帝賛歌

オリンピア頌歌
Olympische Hymne1936
1934

作詞:ロベルト・ルーバーン(Robert Lubahn)
作曲:リヒャルト・シュトラウス(Richard Strauss)

 

音源

mp3
1.
諸国民よ、よくこそドイツへ!
門をくぐりて入場せよ。
諸国民の祭典に栄光あれ!
試合の合言葉は平和なるべし、
若き力はその勇気を明かさん。
情熱のオリンピア競技よ!
勝利の栄冠を讃へよ、
清き目標、オリンピアよ。
1.
V
ölker! Seid des Volkes Gäste
Kommt durchs offne Tor herein!
Ehre sei dem V
ölkerfeste!
Friede soll der Kampfspruch sein,
Junge Kraft will Mut beweisen,
Hei
ßes Spiel Olympia!
Deinen Glanz in Taten preisen,
Reines Ziel: Olympia.
2.
諸国の誇耀と精華が
此の祭典へと蝟集せり。
その燃ゆる焔は悉く、
高く自由に相搏つ。
心身は兢々と歩み寄る、
挺身の歩武、オリンピアよ!
月桂冠を得るは誰ぞ。
栄光の響き、オリンピアよ。
2.
Vieler L
änder Stolz und Blüte
Kam zum Kampfesfest herbei;
Alles Feuer, das da gl
ühte,
Schl
ächt zusammen hoch und frei.
Kraft und Geist naht sich mit Zagen,
Opfergang Olympia!
Wer darf deinen Lorbeer tragen,
Ruhmesklang: Olympia.
3.
祭典の昂揚に
奈何に今 胸は高鳴るも、
正義の力こそ
言動の至上価値なれ。
歓喜に溢れ勝者は凱歌を揚げよ。
勝利の祭典、オリンピアよ!
一籌を輸すとて歓びあれ、
平和の祭典、オリンピアよ。
3.
Wie nun alle Herzen schlagen
In erhobenen Verein,
Soll in Taten und in Sagen
Rechtsgewalt das H
öchste sein.
Freudvoll sollen Meister siegen,
Siegesfest Olympia!
Freude sei noch im Erliegen,
Friedensfest: Olympia.

 

<備考>

[1.曲について]
 ナチスの国威発揚に使われたとか、聖火リレーを始めて導入した大会であり、そのリレーコースであるギリシャからドイツまでの道のりの情報はのちの軍事侵攻の際に利用されたとか、いろいろ曰く付きの1936年のペルリン・オリンピック。そのオリンピック開会の曲です。1934年に作詞・作曲。

 作曲者のリヒャルト・シュトラウスは著名な作曲家。ナチスが政権を獲得した1933年から35年まで音楽局の総裁を勤めていたようですが、当局と対立して辞任したようです。なおこのシュトラウスは1940年に、日本の皇紀2600年を祝う曲を作曲していたりします。題名は「Festmusik für großes Orchester zur Feier des 2600 jährigen Bestehens des Kaiserreichs Japan op.84」(大日本帝国建国2600年記念祭に寄せる、大オーケストラの為の祝典歌)。まだ聴いた事がありませんが、どんな曲なのでしょう。

<参考関連文献>
第三帝国のR.シュトラウス―音楽家の“喜劇的”闘争

-

[2.訳について]
 久しぶりに文語。

-

[3.音源情報]
 以前アップロードされたサイトが消えてるので公開します:mp3 歌詞がかなり聴き取り難いですけど。

皇紀2665年7月27日更新

 

「愛国歌・皇帝賛歌」に戻る

「西洋軍歌蒐集館」玄関に戻る