突撃隊は行進す |
作詞:ヘルベルト・ハマー(Herbert Hammer) |
[訳文・解説] [原典・楽譜] |
| 1. ドイツ全土を我らは行進する。 アドルフ・ヒトラーの為、我らは闘う。 赤色戦線を、彼奴らを撃滅せよ! 突撃隊は行進す、見よ!前途を阻むものなし! |
1. Durch deutsches Land marschieren wir, Für Adolf Hitler kämpfen wir. |: Die rote Front, brecht sie enzwei! SA. marschiert, Achtung! Die Straße frei! :| |
| 2. 我等各々闘争の中で立ち上がる。 我等の隊伍は血をもて結ばれているのだ。 視線を前に向けよ、拳を握り締めよ! かくて街路に我等の歩武は高し。 |
2. So stehen wir im Kampf allein, Durch Blut geschweißt sind unsre Reih'n. |: Den Blick nach vorn, die Faust geballt! Die Straße dann von unserm Schritt erschallt. :| |
| 3. そうして数多の勇士らを、 我らは寂かなる墓(つか)に埋めてきた。 たとえまた幾多の死が訪れようと、 我等は社会民主党も赤色戦線も恐れない。 |
3. So manchen braven Kamerad Legten wir schon ins kühle Grab. |: Wenn auch so manches Auge bricht, Wir fürchten S.P.D. und Rotfront nicht. :| |
| 4. かくて闘争は尚も熾烈を極めるも、 我ら断じて揺るぎ、退くことなし! 我らは自由と権利と食糧(かて)を要求する。 アドルフ・ヒトラーに我らは命を捧げるのだ! |
4. Und ist der Kampf auch noch so schwer, Wir wanken, weichen nimmermehr! |: Wir fordern Freiheit, Recht und Brot, Für Adolf Hitler gehn wir in den Tod. :| |
<備考> |
[1.曲について] 作詞者のヘルベルト・ハマーは突撃隊の隊員[2]で、1928年ナチ入党の古参です。 - 冒頭部分はもともと「ザクセンを我等は行進する」(Im Sachsenland marschieren wir)となっていました。これはハマーがザクセン地方の都市ライプツィヒで作詞したからです。この歌が各地のSAに広まるにつれ、「Durch Gros-Berlin」(大ベルリン)「Im Schwabenland」(シュヴァーベン)といった風にそれぞれの地域を読み込んで歌われるようになりました。「Durch deutsches Land」もそのひとつで、こちらは地域ではなく「全ドイツ」を対象にしています。「大ベルリン」バージョンはこちらのページへ。 同じ1番の「Die rote Front, brecht sie enzwei!」という箇所は、ベルリンでは「Die rote Front, schlagt sie zu Brei!」とも歌われていたようです。意味は「共産主義者を、奴等を叩き潰せ!」。 その他、音源や情報源によって歌詞に異同があります。また、1941年の対ソ戦にあたっては「我らは今ぞ東方を進む」という替歌がつくられました。 [1] Bajer,
Hans "Lieder machen Geschichte" in Die
Musik XXXI/9(1939) S.588. - [2.訳について] なお党歌にもありましたが「Die rote Front」とはただ共産勢力一般を指すのではなく、ここではドイツ共産党隷下の武装組織「赤色戦線闘士同盟」(Rotfrontkampferbund)の通称「赤色戦線」(Rotfront)を指しています。 3番の最終行は様々なバーションがあり、「SPD」の他に「Reichsbanner」が言及されることもあります。「Reichsbanner」は正式名称を「Reichsbanner Schwarz-Rot-Gold」といい、共和派の武装組織をいいます。帝政期の「Schwarz-Weiss-Rot」と色の組み合わせが異なる点に注目です。ですから訳は帝国旗団」では不適切で、「国旗団」ぐらいになるでしょうか。 - [3.音源情報] 皇紀2665年6月17日更新 |
[訳文・解説] [原典・楽譜] |