| 軍歌・戦時歌謡大全集6/戦時歌謡4 販売:コロムビア、1995年 |
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| 総合評価:★★★★★ 音源評価:★★★★ 希少性:★★★★★ |
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〈レビュー〉 コロムビア「戦時歌謡」集の4枚目。内容は大東亜戦争後半の曲。その為、3枚目と打って変わって暗いか、底抜けに明るいかという両極端な曲目です。 とはいうものの、このCDほど隠れた名曲が多いCDもないのです。この「戦時歌謡」4枚のなかでは、もっとも優れた音盤でしょう。曲目を見れば確かにマイナーなものが殆どでしょうが、一度聴いてみれば、有名な歌曲に匹敵する録音が目白押しです。言わばこのCDは日本の戦時歌謡、最期の華なのです。 では具体的に。「国民歌 山本元帥」は山本GF長官戦死に際してつくられた追悼歌。山本元帥追悼歌としてはもっとも秀逸なものでしょう。何故か凄く明るい曲調。「海を征く歌」は格調高い名曲。この曲は比較的著名。「アッツ島血戦勇士顕彰国民歌」は、アッツ島玉砕に対して作られた悲壮な曲で、歌詞のほとんどが当時の大本営発表によっているのですが、今日、実際の戦況を知りつつ読むと何とも悲惨な感じを受けます。 「敵の炎」は超マイナー曲ですが、この録音は卓抜です。米軍の本土爆撃に対して「これに屈するものか、いずれ米本土にも爆撃してやるぞ」という過激な歌詞を、伊藤久男と楠木繁夫の2人が絶妙に歌い上げています。「台湾沖の凱歌」は、戦争末期に敵の空母を何隻も撃沈という大本営の虚報がそのまま戦時歌謡になってしまったとんでもない曲。凄まじく明るい曲です。「フィリピン沖の決戦」も明るすぎて逆に悲惨さが伝わってくる歌。 なお、最後の「比島決戦の歌」だけは戦後録音。これはこの全集を編集する時に新規に録音されたものですが、「いざ来いニミッツ マッカーサー」と言いたいだけの曲です。遊びみたいなものですね。まあ、ネタにはなります。 皇紀2665年7月17日amazon.co.jpに投稿 -
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