1.大東亜戦争開戦
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| 全世界よ銘記すべし。皇紀2601年12月8日、正に青天の霹靂。この日早朝、大本営陸海軍部は歴史的臨時ニュースを全国民に発表した。 - 臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。 大本営陸海軍部12月8日午前6時発表。帝国陸海軍は本8日未明、西太平洋においてアメリカ・イギリス軍と戦闘状態に入れり。帝国陸海軍は本8日未明、西太平洋においてアメリカ・イギリス軍と戦闘状態に入れり。 |
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2.香港陥落
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| 昭和16年12月12日には先づグァム島我に降り、23日には比島ミンダナオ島の主都ダバオに、日章旗燦たり。ウェーキ島も23日遂に陥落し、再度に渡っての我が情けの降伏勧告を斥けし香港の頑敵・英軍も、夜を日に継ぐ猛攻撃に、12月25日午後5時50分、遂に無条件降伏を申し入れたのであった。 - 大本営陸海軍部発表。12月25日午後9時45分。 香港島の一角に余喘を保ちつつありし敵は、我が昼夜を分たざる猛攻撃により、本25日17時50分遂に降伏を申し入れたるを以て、軍は19時30分停戦を命じたり。 終り。 |
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3.マニラ陥落
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| マニラ陥落に明けたこの年は、目紛るしくも輝かしき連戦連勝の新春であった。 大東亜戦争。思へばその規模の雄大なる、未だ嘗て世界にその比を見ざる一大作戦であった。盟邦独伊両軍のマジノ戦線6千粁に比するに、我が太平洋作戦は既に1万2千粁、しかも広大無辺なる大建設線は亜細亜十億の解放を祝福する、黎明のそれであった。宜なるかな、聖戦と呼ぶ。 先に12月11日、我が先遣部隊、フィリッピン・ルソン島に奇襲上陸を決行してをり、精鋭を誇る敵機械化兵団の抵抗を排して、快速また快速、一路マニラへ殺到して、1月2日午後には紅蓮の炎を衝いて市内に突入、続く主力部隊また堂々と入場、ここにマニラは完全に占領。故国に響けと轟く万歳の喚声は、電波となって我が大本営に飛んだのであった。 - 大本営陸軍部発表。1月3日午後4時45分。 帝国陸軍比島攻略部隊は、2日午後、首都マニラを完全に占領し、更にコレヒドール島要塞及びバターン半島の要害に拠る敵に対し、攻撃を続行中なり。 (「敵は幾万」の演奏) |
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4.神兵パレンバンに降下す
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| 大本営発表 4月15日午後5時10分。 強力なる帝国陸軍落下傘部隊は、2月14日午前11時26分、蘭印最大の油田地たるスマトラ島パレンバンに対する奇襲降下に成功し、敵を撃破して飛行場その他の要地を占領確保すると共に、更に戦果を拡張中なり。 陸軍航空部隊は本作戦に密接に協力すると共に、すでにその一部は本15日午前同地飛行場に躍進せり。 終り。 |
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5.珊瑚海海戦
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| 大本営発表。5月8日午後5時20分。 「ニューギニア」島方面に作戦中の帝国海軍部隊は、5月6日同島南東方珊瑚海にアメリカ・イギリス連合の敵有力部隊を発見、補足し、同7日、これに攻撃を加へ、アメリカ戦艦「カリフォルニア」型1隻を轟沈、イギリス甲級巡洋艦「カンセラ[キャンベラ?]」型1隻を大破し、イギリス戦艦「ウォースパイト」型1隻に大損害を与へ、更に本8日、アメリカ航空母艦「サラトガ」型1隻、及び「ヨークタウン」型1隻を撃沈、目下なほ攻撃続行中なり。本海戦を珊瑚海海戦と呼称す。 - しかも、壮絶自ら空中魚雷を抱いて敵艦に当たる体当たり、雷撃機の殊勲あり。華々しき空中戦に撃墜敵機実に89機、我が方給油船改造の航空母艦1隻沈没、未だ帰還せざる飛行機31機を見ても如何にその凄絶を極むる一大海戦であったかが偲ばれる。かくて大東亜戦史に輝く驚異的大戦果の帝国海軍は堂々と南海を制圧して、我が艨艟の厳たる実力は遺憾なく発揮されたのである。 - (「軍艦行進曲」の演奏) |
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6.サイパン島玉砕
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| 大本営発表。昭和19年7月18日17時。 1、「サイパン」島の我が部隊は、7月7日早暁より全力を挙げて最後の攻撃を敢行、所在の敵を蹂躙し、16日までに全員壮烈なる戦死を遂げたるものと認む。同方面の最高指揮官・海軍中将南雲忠一、また同島に於いて戦死せり。 2、「サイパン」島の在留邦人は、終始軍に協力し、凡そ戦ひ得る者は敢然戦闘に参加し、概ね将兵と運命を共にせるものの如し。 終り。 - …奮へよ撃てよ 奮へよ…(「サイパン島殉国の歌」一部歌唱) |
<関連情報> |
「大本営発表」を4つほど。何と言いますか・・・これ最初に聴いた印象って「朝鮮中央放送」なんですよね。似ているのは雰囲気であって、実際にやってる事は違うんですけど。でもこのアナウンサーの独特の抑揚は嫌いじゃないです。 テキストについては全て私の聴き取りによるものです。よって必ずしも正確ではありません。 - 上掲の音源はウェブ上でみつけて来たものですが、戦時音声をまとめたCDとしてコロムビアの「音声資料による 実録大東亜戦争史」があります。 戦時音声としては他にビクターの「軍歌・戦時歌謡大全集」に東条英機朗読の「戦陣訓」や東郷平八郎による「軍人勅諭」などがあります。前者の戦陣訓は全文を朗読していますが、後者の軍人勅諭は五箇条の冒頭のみの拝読となっています。 - もしここに掲載した音源に問題がある場合は、お手数ですが当方にご連絡ください。連絡先は掲示板、またはこちらにあるメールアドレスにお願いします。 |