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2665年9月1日 ◇「ヒトラー〜最期の12日〜」雑感 映画『ヒトラー〜最期の12日〜』を見てきました。原題は"Untergang"ですが、まさにドイツの落日が総統官邸地下要塞を中心に延々と描かれます。邦題は「ヒトラー」とありますが、視点人物はヒトラーの秘書の一人だったユンゲです。 印象としては考証がしっかりしているということ。まあドイツ映画ですから、いろいろ事情があって考証は正確にせざるを得ないのでしょう。特に今回の映画はヒトラーの人間性に焦点を当てる、ということになっていましたから。人物の描写から制服、徽章の類や、個々の人物の発言など、だいぶ調べたようです。ゲーリングは太く、ゲッベルスは細く、ヒムラーは小市民風に仕上がってます。(笑) ただある程度前知識がないと、細かい事情がわからず、ただの「戦争ってイケナイよね」みたいな感想に陥る危険あり。 ちなみに兵器類はあんまり出てきません。戦闘、砲撃、銃撃シーンは多いですが。あと処刑シーンとか。反逆者を街頭に吊るすシーンも。組織はいろんなのが出てきます。人物もかなりマイナーな人まで総出演。ていうか、ゲーリングやヒムラーは最初のほうにしか出てこないんですが、あれは日本のナチヲタに対するサービスか(違) 字幕については、いろいろ参考になりました。「Heil」はやっぱり訳しにくいみたいですね.。「Heil mein Führer」は「ハイル総統」となってました。ユーゲント閲兵シーンでの「Heil euch」は「栄光あれ」。 しかしヒトラーはあの程度で人間性云々されるんでしょうか。今までドイツでどんな描かれ方してたんだ。(笑) 総じて、ただ人物の会話だけでなく戦闘シーンも豊富であきさせません。先に述べたように考証もしっかりしてますし。それに教育な配慮も施されている、優良な映画だといえると思います。最近わけのわからない映画多い中では間違いなく良作ですね。 - |