2759年9月13日 聖戦賛歌「大陸の黎明」 |
さて、以前から予告していた日本の軍歌紹介が完成したのでご報告を。「大陸の黎明」といいます。北原白秋作詞、山田耕筰作曲。解説ページにも書きましたが、神話のジャーゴンを使って支那事変を肯定するという、相当に電波な歌詞が魅力です。白秋先生の想像力はネ申レベル。文体は「海道東征」に近いですけど、内容のトンデモさでは比になりません。 しかもこの曲、CDになっていて比較的簡単に耳に出来たりするのです。『山田耕筰の遺産(10)管弦楽曲』というCDに入っています。こういうCDは盲点でした。まさか軍歌の類が紛れ込んでいるとは。おかげで久しぶりの電波浴ができて大満足。ipodに入れて聴き捲くっております。 山田耕筰は軍歌の作曲も大量にしているので、このシリーズのCDには耳慣れない軍歌(らしきもの)も散見されます。例えば『(9)映画音楽』に収録されている「北進日本の歌」「東京市民歌」「航空唱歌」などなど。「南進日本の歌」は有名ですけど、「北進」もあったんですね。案外なところに曲が隠れているものです。 「大陸の黎明」は以前から昭和館で聴けましたが、今手元に入り万々歳。軍歌CDはこれからどんどん出なくなっていくでしょうけども、こういう全集などを隠れ蓑にして細々と余命を保っていくのでしょうか。 - |